降圧剤を飲んでいる人はグレープフルーツに注意

日本人の食事摂取基準で、食塩の摂取量の目標量は、男性では9g/日未満、女性は7.5g/日未満とされています。
しかし、現状ではほとんどの日本人がこの値を超えて摂取しており、食塩の摂りすぎが原因で高血圧になる人も多くいます。
血圧を高める原因には様々ありますが、血液の量が多かったり血液の流れが悪く心臓のポンプを強く押さなければならなかったりした場合に血管に圧が強くかかったりすることや、動脈硬化などで血管が硬かったりするなどの原因があります。
病院を受診すると血圧を下げる薬として、降圧剤が処方されますが、これは一般的にはカルシウム拮抗剤です。
この薬は、血管の筋肉の収縮の機序に作用して血管を拡張させて血圧を下げる薬です。
血管の筋肉が収縮するときにカルシウムイオンを取り込みますが、カルシウム拮抗剤はカルシウムイオンが入り込むのを阻害するという働きです。
薬には副作用がありますが、カルシウム拮抗剤の場合は、動機やほてり、便秘などがあります。
また、「医食同源」という言葉があるように食べ物は薬のような働きをしますし、食べ合わせなどがあるように、カルシウム拮抗剤にも相性の悪い食べ物があります。
それはグレープフルーツです。
その理由はグレープフルーツに含まれている成分が肝臓に残って降圧剤の効果を高めてしまい、血圧が急に下がりすぎるという状態になってしまうからです。
以前はグレープフルーツジュースが危険だと言われていましたが、研究が進み、グレープフルーツの果肉にも相性が悪い成分が存在することが分かってます。
以上のことから降圧剤を飲んでいる方はグレープフルーツに注意し、薬を正しく服用し、副作用のないようにしましょう。