降圧剤を使った高血圧対策と薬膳による養生

高血圧の原因は、塩分の摂り過ぎがほとんどです。
塩に含まれるナトリウムと水は一緒に動く性質があるので、利尿薬を使った降圧剤でも治療が可能です。特に女性の高血圧は、体内の水分が多くなっていることで起こることが多いです。
女性は男性よりも筋肉が少ないので、血圧が高くなりにくいと言われていますが、筋肉が少ないことで下半身に水が溜まりやすくなっています。
血液は大部分が水分なので、利尿系の降圧剤を使い、体の中の水分を排出して血圧を下げていきます。利尿薬による対策は、即効性があります。利尿系の降圧剤の中でも、腎臓の細尿管にある輪っか状の器官に作用するループ系利尿剤は、降圧剤として高い効果を発揮してくれます。飲んで30分くらいすると尿意が強くなり、体内の水分が出ていきます。水と同時にナトリウムが出て行くので、塩分過剰の対策としても有効です。
薬に頼りたくないという人は、食事による養生で対策していくと良いです。特におすすめなのは薬膳です。生薬や漢方薬を食事に取り入れたもので、東洋医学で使われています。
養生食として、カリウムが多めのものがおすすめです。例えば、果物、野菜、などはカリウムが多いのでナトリウムを体外に排出しやすくさせます。
また、高血圧と一緒にむくみや冷えが起こっているのならば、体を温める養生食が良いです。生姜、ネギ類、にんにく、唐辛子、玄米、黒糖、人参、ごぼう、はちみつ、などは体を温める効果があります。忙しい人ならば、生の人参をミキサーにかけて、はちみつと生姜を適量入れて飲むと体を温める効果の高いドリンクが作れます。慣れないうちは生姜の味が気になるかもしれませんが、次第に程よい刺激が心地よく感じられるようになります。